ジャニーズ事務所の性加害問題から、社名変更にまで発展した2回目の会見。
2023年10月2日に会見が行われましたが、それから2日後に当該記者をあえて指名しないNGリストがあったと発覚!
ジャニーズ問題の火に油を注ぐ展開となっています。
この記事では、NGリストを作成したとされるコンサル会社についてまとめています。
ジャニーズ会見のNGリスト作成のコンサル会社

”NGリスト”というワードが飛び出したのは10月4日。
ジャニーズの2回目の会見からなんとも信じがたい報道が出たのです。
創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が2日に東京都内で開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があったことが4日分かった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3f208401f91782c0fc42911ebadc9dd19428542
イノッチこと井ノ原快彦が冷静を求める裏でこんな計画が存在してしまったようです。
しかし、ジャニーズ事務所は一切関与しておらず会見運営を担ったコンサル会社が作成したのものであると発表しました。
FTIコンサルティングがNGリストを作成
FTIコンサルはアメリカに本社があるコンサルティング会社です。
FTIコンサルティングは、グローバルビジネスアドバイザリーファームとして、M&Aや事業再編あるいは訴訟等をはじめとする経営上の重要課題に対するサポートの提供を行い、グローバルビジネスにおける企業価値向上を支援します。
https://www.fticonsulting.com/locations/japan?partiallanguage=ja
会社概要を見れば、グローバルビジネスアドバイザリーや訴訟等に対するサポートと記載があります。
今回このFTIコンサルティングが独自に記者のNGリストを作成したとされています。
アメリカという訴訟大国に本社があるというのもあり、ジャニーズ事務所側は期待を持ってコンサル依頼をしていたはずですね。
FTIが謝罪に
報道が出てからのちに、FTIコンサルティングはNGリストを作成したことを認め、謝罪しました。
FTIコンサルティングは先ほど、「限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のために弊社が作成し、運営スタッフ間で共有したもの」とのコメントを発表しました。そのうえで「実際の会見の進行においては、資料に関わらず、幅広い媒体の記者の皆さまにご質問頂くこととし、貴重なご意見を頂戴した」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf109de30110aeab386044d79f209a9f4fa27092
FTIコンサル側も、自社内の運営スタッフで共有したものとしてジャニーズ事務所とは計画していないと関与を否定しました。
ジャニーズ会見でNGリストを見た松本アナはFTI?

NGリストがチラ見えしたことを報道したNHK。
そしてこの会見の司会を担ったのは元NHKアナウンサーの松本和也氏です。
何か関係はあるのでしょうか?
松本和也アナはFTIとは無関係
10月2日に行われた2回目のジャニーズ記者会見の司会進行は元NHKアナウンサーの松本和也氏でした。
NGリストに記載されたと主張しているジャーナリストの鈴木エイト氏によれば、司会の松本アナと何度も目があったが指名されなかったと話しています。
「司会者とは目が合いましたね。途中で司会者が『なんか顔が覚えられなくなってきました』みたいな発言をしていたので、おかしいなとは思いました。何の話をしているのかな、1回当てた人を当てないようにしているのかな、と。でも1人1問だから2回手を挙げる人はいないのに。あれっ?と思ったんです」と振り返った。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/278635
結論から言えば、松本和也氏とFTIコンサルティング社の直接的な関係は無いでしょう。
もしFTIコンサルティングと共謀していたならば、「顔が覚えられなくなってきた」などという安易な発言はしないものだと考えます。
ただし、運営のFTIコンサルからこのリスト通りでと言われていたならば、ある意味被害者なのかもしれません。
真実は分かりませんが、松本和也アナが司会を務めたのはたまたま依頼されたものだったのだろうと考えます。
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